介護の現場を取材した「あたたかレポート」。施設独自の取り組みや介護への思いなどをご紹介します。

 

社会福祉法人岡山千鳥福祉会 特別養護老人ホーム 長船荘様(岡山県瀬戸内市)

岡山県瀬戸内市の「特別養護老人ホーム長船荘」は、平成2年に開設され28周年を迎えた伝統ある施設。

80床の特別養護老人ホームのほか、ショートステイ、デイサービスセンター、在宅介護支援センターの機能を併設。また施設を運営する社会福祉法人岡山千鳥福祉会は、岡山県南部の一帯に2つの老人福祉施設、4つの保育園を展開し、赤ちゃんからご高齢者まで、生涯的な福祉を提供しています。

ご入所前と同じような日常生活を楽しんでいただくために

長船荘では、「地域社会の住民に必要とされる福祉の創造」を基本理念に掲げ、その実現のために

①ご利用者様及びその家族も喜んで利用できる施設

②笑いの絶えない明るく楽しい夢のある施設

③快適で清潔な施設

④おいしい食事の提供

をモットーとして、特色あるサービスが実践されています。

中でもモットー①・②を実現するために、特に力を入れられているのが年中行事。例えば、お正月には外出が難しい方のために施設内にスタッフ手作りの開運神社をしつらえての初詣や、施設内で稲を育てて、ご利用者様による稲刈り・収穫祭などが人気です。さらに、秋には子ども達によるお神輿の巡行をお迎えするなど、地域とのつながりも重視されています。

また施設では、動物愛護センターで保護されていたラブラドール犬の里親となり、ドッグランとログハウスを作って可愛がっています。名前はモモちゃん。ご利用者様とふれあったり、スタッフの方の癒しにも貢献したり、セラピー犬的な役割を担っているといいます。

数々の心あたたまる行事や、動物とのふれあいなどは、ご利用者様が入居後、それまでと同じように日常生活や季節の変化を楽しみ、そして地域社会とのつながりを保つことで、「毎日小さな幸せを感じ、生活を楽しんでいただきたい」という施設の想いを具現化したものです。

食べる=生きることを楽しむために、「おいしい食事」の提供を重視

長船荘の大きな特徴となっているのが、おいしいと評判の食事メニュー。中でもこだわっているのが、主食であるお米です。長船荘では、毎年秋に地元産ブランド米の新米を玄米の状態で買い付け、施設内で低温備蓄し毎月2回ずつ精米することで、つきたてのおいしいお米を提供。ご利用者様の間でも大評判です。

もちろんその他の食材も、地場産を中心に新鮮・安心なものを調達し、常駐の管理栄養士が献立をたてて施設内の厨房で調理しています。こうした食事メニューへのこだわりには、ご利用者様に「食べること」を楽しんでいただき、「幸せな気分」や「元気」を引き出してほしいという願いが込められています。

また同施設では、ご利用者様と同じ食事を勤務するスタッフの方々もいただきます。これにより、ご利用者様とのコミュニケーションが深められ、さまざまな「気づき」があるといいます。

スタッフの皆さんの資質向上や笑顔で働ける環境づくりを

長船荘では、より質が高く、信頼性の高い福祉サービスを提供するとともに、スタッフの皆さんにとって働きやすい環境づくりに余念がありません。その具体的な取り組みのひとつとしてあげられるのが、毎月1回のペースで実施しているスタッフ研修です。研修では、「高齢者虐待防止」や「感染症の防止対策」といった実務に直結したものや、「地震発生時の行動」などの防災関連、またスタッフの皆さん自身の「ストレスケア」や職業病ともいえる「腰痛の防止・緩和」など、広範囲にわたるテーマで実施。スタッフの皆さんの資質や専門性を高めるとともに、心理面・身体面にも配慮を尽くすことで、ご利用者様へのより良いサービスの提供につながっています。

瀬戸内市長船地区唯一の特別養護老人ホームとして28年の伝統を重ね、また数々の特色ある取り組みを行っている長船荘。ご利用者様やそのご家族、そして地域社会の厚い信頼を獲得しています。

私の施設のユニフォーム

PT310 快適性が高くきちんとした印象のヘンリーネックシャツ

介護は接客業でもあるため、きちんと感のある身だしなみは必須。しかし襟付きのポロシャツなどは窮屈感があり、現場では不評でした。

動きやすく、だらしなく見えないウエアとして注目したのが、このカモフラージュ襟のニットシャツ。実際に着用してみて、何より伸縮性があって動きやすく、襟がなく通気性も高いので、涼しく快適とスタッフの間でも好評に。

現在は介護・看護職から、厨房スタッフ、そして事務職まで、職種によってユニフォームの色やデザインを分け、PROFeelingのユニフォームにモデルチェンジを進めています。

<商品特徴> 「襟は暑いし窮屈だけど、襟が付いていないとだらしなく見えてしまう」というお悩みを解消するニットシャツ。カモフラージュ襟で襟が付いていなくてもだらしなく見えず、首まわりの窮屈感や暑さを解消します。両サイド後ろにポケットも付いているので、作業の邪魔にならず便利です。

レポート後日談

ご利用者様一人ひとりはもちろん、地域とのつながりを大切にされていることにとても感銘を受けました。スタッフの方からは介護のプロとしての安心感だけでなく、明るく親しみやすい雰囲気も感じ、ほっとする温かみであふれていました。犬のモモちゃんにも癒されました。