ユーザー様の声 user voice

よい物を着てもらいたい。
職員へのお礼を兼ねてユニフォーム更新へ

着用アイテム ●aina/AIK303 半袖ニットシャツ(男女兼用) 【ネイビー・ダークブラウン・ラズベリーピンク】
別注パンツ【アイボリー・ベージュ・ネイビー】
今回の取材にご協力いただいた方々
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常務
佐々木 俊仁 さま
2008年入社 勤務年数16年
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法人事務局 主任事務員
滝田 和弘 さま
2001年入社 勤務年数23年
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介護グループリーダー
長谷川 文江 さま
2005年入社 勤務年数19年
Q
ユニフォーム変更のきっかけを教えてください
職員へのお礼を兼ねて、記念事業の一環として。
佐々木さま
当法人は2018年に創立40周年を迎えました。日頃から法人を支えてくれている職員へのお礼を兼ねて、記念事業の一環として、以前から職員の要望が多かったユニフォームの更新に取り組むことを決めました。
職員から寄せられた要望のうち、特に気を引いたのはユニフォームのデザインについて。従来のユニフォームはいわゆる“ジャージ”で、利用者様の送迎をはじめ、施設外に着て出るにはやや気恥ずかしくなるものだったようです。では、どのようなユニフォームなら職員が堂々と、気持ちよく着られるのか。ここは一つ現場の職員の声を取り入れようと、役職にこだわらず様々な職員に集ってもらい、18名のメンバーからなるユニフォームの検討委員会を設けました。
検討委員会を通じて、全職員からアンケートを取り、ある程度候補メーカーが絞られてからコンペティションを実施。実物のユニフォームをいくつも見て、最終的に決まったのが、現行のプロフィーリングのユニフォームです。


Q
どのような観点でプロフィーリングのユニフォームを選ばれましたか
おしゃれな普段着風のデザインが、職員の心に響いた。
佐々木さま
一つは、上品で、スタイリッシュなデザインですね。コンペティションの実施後、どのユニフォームを採用するか検討委員会で個人投票を行ったのですが、満場一致でプロフィーリングのユニフォームが選ばれました。ラフすぎず、それでいて堅すぎない。おしゃれな普段着風のデザインが、職員の心に響いたようです。
滝田さま
実は、本法人は2つ前のユニフォームでもプロフィーリングを採用していました。採用していたユニフォームが廃番になってやむなく変更したのですが、そのときからプロフィーリングは細部にこだわり抜いてユニフォームをつくっていると感じていました。今回採用したユニフォームも、例えばトップスの背中側にポケットがある、素材がしっかりしていて長期間の着用に耐えられる、かがんだときに襟元が開きづらいといった、現場のスタッフが「これだ!」と思う機能面でのよさも詰め込まれていました。だから全員一致で選ばれたのでしょう。
よい物を着てもらうことが目的。
佐々木さま 現在採用しているのは、ポロシャツが3点、Tシャツが1点、それからパンツが2点、ハーフパンツが1点、そして長袖のジャージが1点。これらを1セットとして、各職員に配布しています。トップスとパンツは職員がその日の気分で選ぶことを意図し、3点とも別のカラーにしました。職員からは好評で、利用者様からも「色とりどりで見ていて楽しい」とのお声をいただいています。一人あたりが持つ点数としては他の施設に比べて多いのかもしれません。ただ、ユニフォーム更新の目的は職員によい物を着てもらうことでしたから、満足してもらえているようで何よりです。

Q
今のユニフォームの着心地はいかがでしょうか
「Tシャツもあっていいよね」「入浴介助がしやすくなった」と、ポジティブな意見ばかり聞こえてきます。
長谷川さま ユニフォームを採用するとき、楽に履けるけど、きちんと見えるパンツを探していました。しかし、そのようなパンツはウエストが伸びないものがほとんどで、かがんだときにどうしても突っ張ってしまい、動きづらいところが気になっていました。実は今履いているパンツも、もともとはウエストが伸びないものだったんですが無理を言ってウエストゴム仕立てに変更してもらいました。プロフィーリングが柔軟に対応してくれたおかげで、とても動きやすく快適に過ごせています!
今回のユニフォームの更新でも、上層部たちは現場の職員の声をとても大切にしてくれました。アイテムの種類を増やしたのも、もともとは私たちが要望していたからなんです。検討委員会自体も和気あいあいとして、あたたかい雰囲気の中でユニフォームを選べました。そうして決めたユニフォームですから、他の職員からも不満は全然出ていませんし、「Tシャツもあっていいよね」「入浴介助がしやすくなった」と、ポジティブな意見ばかり聞こえてきます。数あるユニフォームの中から、プロフィーリングのユニフォームを選べて、満足しています。


動きやすさ抜群のパンツスタイルが作業のストレスを軽減。
Q
今のユニフォームを着ていてよかったと思う点はありますか
現場目線で使いやすさを考えられた、素敵なユニフォームだと思います。
長谷川さま デザインについて言うと、以前よりも落ち着いたカラーで、佐々木常務が言うように施設外に出やすくなりました。私は特に、トップス・パンツのカラーが3色あって、好きに選んで着られるのが気に入っていますね。気分でいろいろな組み合わせの着こなしができて、ユニフォームを着るのが楽しくなりました。
私も検討委員会に参加していたのですが、当時多くの職員が「これは外せない」と重視したのが、トップスのポケットの位置でした。以前は胸にポケットがあったのですが、入浴時や排泄介助の際、入れている物を落としてしまうことが多く、PHSをダメにしてしまうケースも少なくありませんでした。新しいユニフォームは背中側にポケットがあるので、何を入れても気になりません。これは大きな決め手でした。現場目線で使いやすさを考えられた、素敵なユニフォームだと思います。

好みやその日の気分で3色展開から選べるのもスタッフの
間で好評。
社会福祉法人 太田福祉記念会
1978年、福島県内で3番めとなる、民間特別養護老人ホームである「玉川ホーム」を開園。隣接する太田熱海病院玉川分院と提携し、24時間体制の医療サービスを提供し始めた。その後、1980年にショートステイサービスの提供を開始。1985年には特別養護老人ホーム「あたみホーム」を開園、1990年に「太田デイサービスセンター(現太田指定居宅介護支援事業所)」「太田訪問給食サービスセンター」を開所。これらに加えて、現在は「ケアハウスグリーンライフ小磯」、「太田小磯デイサービスセンター」、「太田訪問介護事業所」「湖南地区地域包括支援センター」などを運営している。また、地域貢献活動として子ども向けの朝食提供サービスや学習支援事業も提供するなど、郡山市における民間福祉を広く担っている。
太田福祉記念会は働き方や働きがいの改善をねらい、職員の経営参画を積極的に推進している法人でもある。名刺の制作や建物の改修、車載用車いすの採用など、経営改革の様々な場面で、職員の声を広く募り、採用している。ユニフォームの更新においても同様で、職員による検討委員会を設け、現場の目線から、プロフィーリングの採用を決めた。
